子育てをしていると、「言葉が少し遅い気がする」「お友達とうまく遊べない」「癇癪(かんしゃく)が激しい」など、お子さんの成長に不安を感じることはありませんか?
そんな時によく耳にするのが「発達障害」と「愛着障害」という言葉です。
この2つは似ているように見える場面もありますが、原因や支援の方法が異なります。今回は、その違いをわかりやすくご紹介します。
発達障害とは?
発達障害は、生まれつき脳の発達の仕方に特徴があることで起こります。
よく見られる特徴としては、
- 言葉の発達がゆっくり
- 落ち着いて座っていることが苦手
- 強いこだわりがある
- 人とのコミュニケーションが苦手
- 感覚に敏感、または鈍感
などがあります。
もちろん、これらが一つ当てはまるからといって発達障害とは限りません。子どもの成長には個人差があるため、専門家が総合的に判断します。
愛着障害とは?
愛着とは、「安心できる大人との心のつながり」のことです。
何らかの理由で十分な安心感を得られなかった場合、心の発達に影響が出ることがあります。
例えば、
- 大人を極端に警戒する
- 反対に誰にでも過度に甘える
- 感情のコントロールが苦手
- 自分に自信が持てない
といった様子が見られることがあります。
ただし、多くのご家庭では保護者が一生懸命子育てをされています。愛着障害は「親のせい」という単純なものではありません。家庭環境だけでなく、さまざまな要因が重なって起こることがあるため、一人で抱え込む必要はありません。
発達障害と愛着障害は似て見えることがあります
共通して見られること
どちらにも、
- 落ち着きがない
- 集団生活が苦手
- 感情のコントロールが難しい
- 人との関わりが苦手
など、似たような様子が見られることがあります。
そのため、「どちらなのかな?」と保護者だけで判断することは非常に難しいものです。
実際の例
例えば、保育園で毎日泣いてしまうお子さんがいたとします。
あるお子さんは環境の変化に敏感な発達特性が理由かもしれません。
別のお子さんは、大好きなお母さんと離れることへの強い不安が原因かもしれません。
見た目は同じ行動でも、その理由は全く違うことがあります。
大切なのは「診断名」よりも「今できる支援」
保護者の方の中には、
「発達障害だったらどうしよう」
「まだ様子を見てもいいのかな」
と悩まれる方も多くいらっしゃいます。
しかし、子どもの成長において最も大切なのは、診断名ではありません。
今のお子さんに合った関わり方や支援を早く始めることです。
子どもの脳は幼いうちほど柔軟で、多くのことを吸収します。その時期に適切な療育や支援を受けることで、生活しやすくなったり、自信を持って成長できたりする可能性が高まります。
放課後等デイサービスでできること
放課後等デイサービスは、発達に特性のあるお子さんや支援が必要なお子さんが、楽しみながら成長できる場所です。
例えば、
- お友達との関わり方を学ぶ
- 言葉やコミュニケーションの練習
- 生活習慣を身につける
- 成功体験を積み、自信を育てる
など、一人ひとりに合わせた支援を行っています。
「まだ利用するほどではないかも」と思われる方でも、まずは見学や相談から始めることができます。
「気になる」は大切なサインです
子育てに正解はありません。
だからこそ、お子さんの変化に気づいた保護者の「何か気になる」という感覚は、とても大切です。
もし少しでも不安がある場合は、一人で抱え込まず、市区町村の相談窓口や専門機関、放課後等デイサービスへ相談してみてください。
相談した結果、「大丈夫ですよ」と言われれば安心できますし、必要な支援が見つかれば、お子さんにとってより良い成長につながります。
まとめ
発達障害と愛着障害は似ている部分もありますが、それぞれ特徴や支援の方法が異なります。
一番大切なのは、「もっと早く相談すればよかった」と後悔しないことです。
お子さんは一人ひとり違った個性を持っています。その個性を大切にしながら、その子に合った支援を受けることで、できることは少しずつ増えていきます。
株式会社えがおのわでは、お子さん一人ひとりの成長に寄り添い、ご家族の不安にも耳を傾けながら支援を行っています。
「ちょっと話を聞いてみたい」
そんなお気持ちだけでも大丈夫です。どうぞお気軽にご相談ください





